NEWS 20200521

2020年5月21日
バイオ・アクセラレーター株式会社
BC プラットフォーム株式会社

ゲノム・メディカルプラットフォーマー、BCプラットフォームズの主要なグローバル・データーパートナーであるコロラド大学はリジェネロン遺伝学センターと、世界最大規模45万人の同意された患者のシーケンス解析計画を5月11日発表しました。

計画では、シーケンスデータは匿名化された医療記録とペアリングされることで、ゲノム医療、創薬、個別化医療に有効利用ができるようになります。

Regeneron Pharmaceuticals、Inc.(NASDAQ:REGN)とコロラド大学個別化医療センター(CCPM)は、大規模な研究コラボレーション計画を発表しました。すでに稼働している米国コロラド州全体の病院と施設が参加しているUCHealthシステムの匿名化、同意された患者参加者からから450,000のDNAサンプルと医療データを作成する計画です。 Regeneron社の完全子会社であるリジェネロン遺伝学センター(RGC)は、CCPMとのコラボレーションにより患者サンプルのシーケンスを行い、トランスレーショナルメディカルリサーチを促進します。医師がより適切な意思決定を行ない、患者さんに役立つゲノムデータを生成していきます。

「コロラド大学個別化医療センター(CCPM)は過去すでに注目をあつめる数々のプログラムを実施しており、このコラボレーションはその機能の深さと幅を拡大し、これまで以上に参加されている患者さんに多くを還元できるようになります」と、キャサリーン・バーンズ博士は述べています。

「私たちは薬理ゲノミクスの領域における取り組みを飛躍的に進歩させましたが、このような大規模なゲノムデータセットへのアクセスは臨床的情報にさらなる変革をもたらします。臨床的意思決定をより適切に判断し、潜在的な病気を診断、予防、治療する新しい方法につながることを期待しています。」

リジェネロン遺伝学センター(RGC)は80を超える世界の医療および学術機関とのコラボレーションを通じてシーケンスされたエクソームと100万人以上の匿名化された電子医療記録をペアリングして、世界最大の遺伝学データベースのひとつとなりました。遺伝学主導の創薬におけるRGCの強みを構築し、本プロジェクトから得られる情報は、人間に影響を与え病気を引き起こす遺伝的要因の大規模な解明が可能となるでしょう。

Regeneron社上級副社長、リジェネロン遺伝学センター責任者のアリス・バラス博士は次のように語っています。
「私たちはCCPMおよびUCHealthと協力して、RGCの大規模ゲノミクスイニシアチブをさらに拡大することは喜ばしいことです。 新薬の探索やリスクスコアの進歩には、データの規模と品質の両方が重要です。このパートナーシップで、発見の新しい扉が開かれ、Regeneron社での創薬プロセスのスピードと改善能力は強化されるでしょう。ゲノム医療と精密医療の進歩に向けて世界のリーダーと一層の協力関係が拡がるでしょう。」

BCプラットフォームズは、国際解析プラットフォームBCRQUEST を通じて今後もデータパートナーとの連携を拡げてまいります。

詳しくは
http://www.prnewswire.com/news-releases/regeneron-and-colorado-center-for-personalized-medicine-announce-major-new-human-genetics-research-collaboration-301056116.html


【BCプラットフォームズについて】

BCプラットフォームズは、個別化医療向けに有用なデータ検出および分析プラットフォーム、データサイエンスソリューション提供の世界的リーダーです。 当社の高性能なゲノムデータの発見と分析プラットフォームにより、柔軟なデータ統合、安全な分析、分子情報と臨床情報の解釈が可能になります。同社はグローバルなデータパートナー・ネットワークBCRQUEST.comを開発・サポートし、製薬会社および医療研究にゲノムおよび臨床コホートデータを提供しています。BCプラットフォームズのビジョンは、2020年までにヘルスケアと産業界向けの世界有数の分析プラットフォームを構築し、データパートナーのグローバルネットワークから統合された500万件を超える被験者からの多様なゲノムおよび臨床データとサンプルへのアクセスを提供することです。

MITホワイトヘッドプロジェクトのスピンオフから1997年に設立された同社は、20年以上にわたる主要な研究者、開発者、メーカー、ベンダーのネットワークとの緊密な連携に支えられた強力な科学的遺産を持っています。BCプラットフォームズは、スイスのチューリッヒに本社を置き、フィンランドのエスポーに研究開発を、ロンドン、ボストン、バンクーバー、そして最近ではシンガポールで営業とマーケティングを行っています。

【バイオ・アクセラレーターについて】

経験あるベンチャーインキュベーター、バイオ・アクセラレーター株式会社(東京都新宿区、代表取締役高木智史)は、フィンランド・スイスをベースとするBCPlatformsの総合パートナー業務を2020年2月に開始しました。

【会社概要】

会社名  バイオ・アクセラレーター株式会社
所在地  東京都新宿区信濃町 3 番地 エスコートビル 202
HP http://www.bio-xcelerator.com
資本金  2100 万円
設立  2001 年 8 月
代表者  代表取締役社長兼 CEO 高木智史
会社名  BC プラットフォーム株式会社
    (バイオ・アクセラレーター株式会社 100%子会社 )
所在地  東京都港区永田町2-17-17 アイオス永田町2F
HP https://bcplatform.co.jp
設立  2018 年 10 月
代表者  代表取締役 高木智史

【本件の問い合わせ先】

https://bcplatform.co.jp/contact/
BCPlatforms株式会社 企画室 岡野まで